まちゅの山とバイクの家

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日別アーカイブ: 2009年4月12日日曜日

黒崎登山口から蟶山コースより白神岳を経て向白神岳往復

2009年4月12日(晴れ) 日帰り※本行程のうち白神岳~向白神岳間は公式には登山道ではありません

登った山:
  • 白神岳(1231.9m):日本200名山
  • 向白神岳(1250m/1243.0m)
使用地図:
  • 昭文社「山と高原地図4 八甲田・岩木山 2009年度版」
概略:
  • 歩行距離G:21.44km
  • 累積標高差G:±2096m
  • 所要:約10時間30分
    黒崎登山口駐車場(05:45) 黒崎登山口記入所(05:54) 二股分岐(06:23) 最後ノ水場(06:58) 白神岳(09:15/09:30) 向白神岳最高点(11:19/12:00, 三角点往復) 白神岳(14:00/14:15) 最後ノ水場(15:18) 二股分岐(15:42) 駐車場(16:15)
  • 横浜前夜発日帰り。ツーリングについては今日の別記事(下の方)へ。
写真集:

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登山口の駐車場。雪は全くありません。

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最後ノ水場。ここまでは雪がないですが、

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最後ノ水場のすぐ先の沢筋。ここから稜線直下のごく一部を除いて、ず~っと雪です。

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本来、蟶山に向かって左手の尾根に上がっていくあたりですが、冬道はそのまま進行して適当なところで尾根に上がるようになります(ちなみに、登山口から1kmほど入ったところから蟶山に向かって尾根を直登する積雪期ルートも存在するらしいです)。ブナ林ですが葉は落ちているので明るいです。画面中央に山頂のトイレが見えています。

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977m付近から尾根を振り返る。眼下に日本海、右手は舮作崎ですかね。微妙な薄雲がかかっているのが残念です。

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山頂の避難小屋。本来三階建てですが、これだけ埋まっていて、三階の窓からの出入りです。向白神岳を目指すにはここで泊まるのが一般的なようです。左奥が白神岳山頂になります。

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白神岳から向白神岳方面。最高点の1250pは見えますが、三角点峰はここからは見えてないと思います(十二湖分岐からは見えます)。ここからは登山道ではなく「世界遺産地域核心地域の既存の歩道」という名称になります。過去には登山道として整備されていたらしいですが、廃道となって整備されなくなりました。夏場に歩くのは現実的ではないらしいです。

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1165p付近から、右手が向白神岳最高点。白神岳から先、雪の状態はさほどよくはなく、小規模ながら雪崩の発生も目撃しました。

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向白神岳最高点から三角点峰。右奥に岩木山。

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三角点峰(1243.0m)から振り返る。左手に最高点、奥は白神岳。右手前に向白神岳の標識だったらしいピンクテープをまいた標柱跡が見られます。三角点峰が向白神岳という認識ですが、白神山地の最高点が向白神岳という場合はひとつ手前のピーク(上の写真の撮影地点)でOKでしょう。昭文社の使用地図では1250mの最高点に三角点があるとしていますが、ウォッちずではそうなっていません。双耳峰とする資料はないようで、最高点は無名峰というのが一般的なようです。

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いきなり、登山口から1kmぐらいの地点まで戻ってきました。カタクリの群落やフクジュソウが見られました。

向白神岳登山ツーリング

96674.3km-1539.7km

日本海側の方が天気が良い、ということで?検討した結果、この時期しか登ることのできない白神山地の最高峰を目指して青森県は深浦町へ。前21時頃出発して東北道を北上。途中、前沢SAで給油を兼ねて休憩したが、夜間は秋田道のスタンドは閉まってるよ、の他に秋田までの各IC出て数キロ圏内のスタンドも夜はやってないよ、という注意喚起の掲示が。肝心の能代南が載ってないけど当然駄目なんだろうなぁ、と思っていたらやっぱりやってないよ(R7からR101に抜けた場合。本当の所は分からないです)。計算上は鰺ヶ沢まで抜けられるはずなのでまぁ何とかなるだろうと、とりあえずは黒崎の登山口へ向かってしまう。

登山については、今日の別記事(上の方)へ。

下山後、ここはやっぱり温泉ということで黄金崎の不老ふ死温泉へ向かう。17時前となかなかベストな時間に到着したと喜んでいたところ、

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「海辺の露天風呂は午後4時から宿泊者専用」になってしまったそうな。ちょうど日没を見ながらにベストタイミングだと思っていたから、かなりショック。

ということで、温泉は諦めて(内湯にも入りませんでした)帰路に着くことに。能代まで戻って秋田道から東北道をひた走り、安達太良SAでちょっと仮眠。横浜に戻ったのは翌3時前となった。